ブログによって不当な懲戒請求をすることに見られる比喩(メタファー)と寓話(アレゴリー)

 韓国や北朝鮮などの近隣国をよしとする弁護士はおかしい。あるブログではそうした主張をして、ブログの読者をけしかけて、弁護士にたいして懲戒請求を行なった。

 この懲戒請求は不当なものだとして弁護士は裁判にうったえて、ブログの読者は敗訴することになった。三十三万円の支払いを裁判所はブログの読者に命じている。

 このできごとは、先の日本の大戦によるありかたになぞらえられる。構造としては、それの比喩(メタファー)および寓話(アレゴリー)として見られる。そういう点では、決して他人ごとだとは言えそうにない。

 三十三万円の支払いを命じる判決が裁判所から出たが、まだブログの読者の中には目がさめていない人ももしかしたらいるかもしれない。三十三万円の支払いを裁判所が命じる前に、弁護士と和解をすることで、目がさめた人もいる。目がさめた人は、戦争に敗れたことによって、神国日本や天皇を現人神とするのや神風の神話が崩れたのになぞらえられる。

 ブログによってだまされてしまった人は気の毒だが、このブログだけにかぎらず、このブログの外においても似たような排斥の思想の発言がいくつものところで行なわれているのがあるから、それらにもまた悪いところがあるのではないだろうか。必ずしもこのブログの中だけにかぎられる話だとは言えそうにない。