首相の健康の不調から歩く速度が遅くなっているとされることと、体の体幹部の深部筋

 首相の健康の不安説が言われている。首相は今年の八月の短い期間に病院に二回ほど行っている。検査をしたとされるが、病気の治療を受けているという見かたもとられている。どういうことで病院に行っているのかわからないので、報道機関の報道では病院に訪問と言われていた。

 首相の健康がおもわしくないことで、これまでよりも首相の歩く速度が遅くなったと言われている。健康なときには歩く速度は速くなりやすく、体調が悪いときなどは遅くなりがちだ。

 歩く速度を速くするためには、体の体幹部にある深部筋(インナーマッスル)を使うとよいという。体幹というのは頭と首とうで(上肢)と足(下肢)をのぞいた体の胴体の部分だ。

 体幹部についているのが体幹の深部筋で、これは背骨(腰の骨)の一つひとつにじかにくっついている筋肉だという。背骨にじかにくっついていないのが浅層筋(アウターマッスル)だ。浅層筋は体の表面にあるので目で見てとらえたり触ったりできるものだ。

 体幹部はコアともいわれ、そこにある深部筋を使うことで、歩くさいには歩幅が広がり歩く速度が上がることがのぞめるとされる。

 個人として首相が健康になるには、病院に通って治療を受けることが欠かせないが、それとともに体幹の深部筋を使うようにすると、健康になるのをうながし、歩く速度が速くなることがのぞめる。そのための方法としては腹式呼吸のようにお腹を引っこめるドローイン(Draw-in)があるという。

 参照文献 『腰部&体幹まるわかり大事典』金岡恒治(かねおかこうじ)著、監修 『「体幹」を鍛えるとなぜいいのか?』木場克己(こばかつみ)