菌の多さ―五輪の水泳競技の競技場における問題

 五輪をやる前から、その予行において、金(メダル)ならぬ、菌が多くて、選手は困っているという。

 二〇二〇年に開かれる東京五輪で、水泳競技が行なわれるが、それが行なわれる競技場となっている東京の海では、大腸菌が基準値よりも多いことがわかった。じっさいにそこで競技をした選手によると、水の中で手が見えないほど汚いと言い、くさいのだという。

 東京の都心にある海や川には、生活排水が浄化の処理をされずにじかに流れこんでいるところがあるのだということがウェブで言われていた。それもあってか、五輪の水泳競技を行なうのに支障がおきている。

 金(メダル)には価値があるが、水泳競技の競技場で悪い菌が多すぎるのには価値がない。この問題を何とかしなくては、日本の自国の選手にたいする安全性の配慮を含めて、おもてなしどころではない。