目的を達するための手段をとるさいに、必須か任意かがある(任意であれば複数のものをとれる)

 目的を達するための手段をとる。この手段でなければならないということだと、一つの手段が必須となるけど、そうではないのであれば、任意の手段となる。任意の手段ということであれば、選択肢を複数にして、その中からふさわしいものを選ぶことができる。これは手段だけではなくて目的にもまた言えることだ。

 目的を達するための手段がこれしかないということだと、必須となって、垂直思考(単一化)となる。それとはちがい、いくつもとれるということであれば、任意になって、水平思考(多数化)となる。垂直思考と水平思考は、エドワード・デボノ博士によるものだ。

 参照文献 『究極の思考術』木山泰嗣 『正しく考えるために』岩崎武雄 『プロ弁護士の「勝つ技法」』矢部正秋