クリスマスの曲における聖の価値の質感(クオリア)

 クリスマスの曲を聴く。クリスマスの雰囲気だけでも楽しみたい。クリスマスだからといって、とくに何があるのでもないから、せめて気持ちだけでもということで、音楽の曲を聴いた。この時期に限ってのものだ。

 西洋のクリスマスの曲を聴いていると、聖の価値を感じた。聖の価値には、偉大さによるものがある。神さまへの祈りとか、神さまをたたえるといったものだ。とくに神さまを信仰しているのではないし、感性が豊かなほうではないが(貧しいほうではあるが)、感動を少しはもよおすことができる。

 聖の価値とはいっても、あまりそれを重んじすぎないように気をつけたい。人それぞれだから、それを重んじる人がいてもよいのはあるけど、あまり重んじすぎてしまうと、教義(ドグマ)になってしまいかねない。必ずそうなるというのではないだろうけど、ほかにも色々な価値があるから、相対化しておいたほうが危なさは少ない。