日本の全国の各地で、J アラートが鳴らされた。この J アラートを鳴らしたのには、外示(デノテーション)と共示(コノテーション)があると見られる。外示としては、たんに J アラートを鳴らしてみて、いざというさいに本当に鳴るのかの予行をしたものである。
共示としては、近々に行なわれる自由民主党の総裁選で、いまの首相に少しでも有利になるように仕向けたものだというとらえ方が成り立つ。J アラートを鳴らし、他国からの驚異をいたずらにあおる。恐怖心を国民に思いおこさせて、いまの政権にすがらせようとする思わくだ。軍事に高いお金をつぎこむことを国民に受け入れさせようとするねらいもある。
