文明の衰えと、首相による言葉の使い方のおかしさ

 国難として、文明の衰えがある。日本という国の文明の衰えとして、国の長である首相による言葉の運用(使い方)のまずさがある。背後という漢字をせごと読んでしまうような基本のところにおける足りなさを含む。

 一般の人ならとくにかまわないものではある。それとは別に、政治をつかさどっていて、その中でいちばん上に立っているのだから、細かいところであっても基本となるものをまちがえるのはいただけない。

 国難は、文明の衰えとして、首相がそれを自分からうながしてしまっているし、首相にあらわれてもいると見られる。ご飯論法や信号無視話法を平気で使う。要を得ない話や中身のない話をして、貴重な時間と労力をむなしく空費している。