野党の発言から見る、政治の資金を規制する法の改正の問題点

 うら金の維持の法だ。野党のれいわ新選組の政治家はそう言う。政治のお金を規制する法の改正についてである。

 うら金を作らせないようにするのではなくて、それを作ることを許してしまう。新しく法を改正したとしても、うら金が作られつづける。維持される。うら金を維持するような法の改正がなぜなされることになるのだろうか。

 距離で、近いのと遠いのがある。与党である自由民主党に近いのが、野党の日本維新の会や、(自民党と連立をくんでいる)公明党である。

 第二自民党なのが維新の会だ。自民党と距離が近い。距離が近いものどうしでやってしまうと、うら金を維持する法の改正がなされてしまう。

 どうやったらうら金を作らせないようにできるのかがある。うら金を作るのを禁じるようにする。政治のお金をきちんと規制するには、自民党と距離が近いものにたずさわらせてはならない。

 どういうものが自民党と距離が遠いかがある。もっとも距離が遠いものの一つに当たるのが、日本共産党だ。共産党にやらせれば、うまく政治のお金を規制することができるのである。うら金を作らせないようにすることができる。

 不正な政治のお金をなくすためには、客むかえ(hospitality)をやるようにすることがいる。自民党は客むかえができていない。不正な政治のお金をなくすことにひどく消極なのである。全くといってよいほどにやる気がない。

 味方を客むかえしても意味がない。自民党にとって味方に当たるのが維新の会や公明党だ。それらをむかえ入れても意味をなさないのである。遠いものをどれだけ客むかえできるのかがかんじんだ。

 どういうことをするべきなのかをきちんと示しているのが共産党だ。共産党は何をやるべきなのかをはっきりと示しているのがあるから、それをやって行けばよい。政治の資金を規制するためには、これこれをやるべきだとしているのが共産党にはあるから、それをそのまま実行して行く。結果として、共産党を客むかえすることになる。

 思想の傾向(ideology)として、共産党を排除して行く。自民党にはその思想の傾向があるから、それを改めるようにしないとならない。まちがった思想の傾向を改めるようにしないと、政治の資金をきちんと規制することができない。

 たとえどのような政党や政治家であったとしても、思想の傾向をもつ。共産党もまた思想の傾向をもっているけど、日本の国がもつ思想の傾向とは遠い。日本の国がもつ思想の傾向と近いのが自民党だ。日本つまり自民党みたいになっているところがある。日本とは合わないものだとされているのが共産党だ。日本の国体(nationhood)とはあいいれない。

 うら金を維持する法の改正をしたのが自民党だ。不正な政治のお金を作るのを許してしまうから、制度の正義になっていそうにない。制度の正義としては、どういうことをやるべきかを共産党は示しているのがあるから、それをもとにすればよい。

 実践の正義としては、共産党を排除しないで、包摂して行く。客むかえをして行く。維新の会や公明党を客むかえしても、実践の正義になっていない。遠いものを客むかえするのでないと、自民党がもっている悪い思想の傾向が改まる見こみがいつまでも立ちそうにない。

 参照文献 『「野党」論 何のためにあるのか』吉田徹 『現代思想を読む事典』今村仁司編 『一三歳からの法学部入門』荘司雅彦 『すっきりわかる! 超訳「哲学用語」事典』小川仁志(ひとし) 『双書 哲学塾 自由論』井上達夫 『こうして組織は腐敗する 日本一やさしいガバナンス入門書』中島隆信 『逆説思考 自分の「頭」をどう疑うか』森下伸也(しんや) 『カルチュラル・スタディーズ 思考のフロンティア』吉見俊哉(よしみしゅんや) 『構築主義とは何か』上野千鶴子編 『橋下徹の問題解決の授業 大炎上知事編』橋下徹 『ブリッジマンの技術』鎌田浩毅(ひろき) 『国体論 菊と星条旗白井聡(さとし)