大型連休中だが高速道路の車はまばらであまり走っていなかった

 高速道路を見下ろせるところに行ってみた。そこから下の高速道路を見てみたら、通っている車がかなり少なくてまばらだった。

 ふつうの平日のときでも高速道路にはそこそこ車は多く通っている。大型連休だとなおさら車の量は多い。大型連休のさなかにもかかわらず、ふつうの平日のときよりも少なかった。

 大型連休中に高速道路の休日の割り引き通行が適用されないのだとラジオでは言っていた。それで高速道路を利用する人がいつもの大型連休のときよりも減っているのだろう。新型コロナウイルスへの感染がおきているから、都道府県をまたいでどこかに出かけるのはなるべくやめるように呼びかけられている。

 江戸時代には、全国におよそ二七〇ほどの藩があったとされるが、自分が属している藩の外に出ることはよしとはされなかったという。藩の外に移動するのはいましめられていた。いまは藩ではなく都道府県だが、江戸時代の藩のあり方のように一時的になっている。

 ふつうのときだったら、観光などでぜひここに来てほしいということがうったえられる。観光で外から来る人を呼びこむ。それがいまではウイルスへの感染が広がっていることで逆になっている。どうかこないでほしいという呼びかけが言われている。こないでほしいというのを言われるとちょっとだけ怖い気がする。ふつうだったら来てほしいとするところを、それを上回るほどのことがおきているのをあらわすからだろう。