料理店のセレクト

 料理を食べて、親交を温める。安倍晋三首相は、大手の新聞社に属するキャップ級の人たちとお店で食卓を囲む。そのような報道がされているのを目にした。これは、(理ではなく)食を通じた気によるふれ合いだ。首相が何かピンチにおちいったときに、弁明や弁解をしたり、もっと言えば圧力をかけたりしているのではないかと一部では見られている。その見かたとは別に、定期的にそういった場を設けているという説もある。

 今回選ばれたお店は東京の赤坂飯店であるという。首相がなじみにしているお店の一つなのだろうか。報道を目にして、赤坂飯店にぜひ自分も行ってみたいなという気がした。高級中華料理だそうだ。財力がないせいで、自力では行けそうにない。そうした感想はひとまずおいておくとして、どうせなら、中華料理ではなくて日本料理(和食)のお店にすればよいのにと思ってしまった。

 保守の思想を信条としているのなら、外で食べるのでも、日本料理(和食)の一本にしぼったほうが一貫性があるかな。そうではあるが、そもそも、人がどんな料理を食べようと、それにたいしてけちを付けるのは、意味があることではないかもしれない。それに、いつも同じものばかり食べていては飽きてしまうから、趣向を変えたほうが楽しめるのもたしかである。食にかぎらず、文化はいろいろなものがあったほうが楽しい。そうしたことが言えるかもしれない。

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