お笑いのうら側:お笑い業界の闇と性の加害の問題

大もののお笑い芸人(男性)が、性の加害をなす。そのうたがいが、週刊誌の報道の記事でとり上げられた。 男性の大もののお笑い芸人が、女性に性の加害をなした疑いがあるのを、どのように見なせるだろうか。 お笑いは、人々を笑わせる。人々を楽しませる良い…

眠りから覚醒(かくせい)へ - 安倍政権と岸田政権の対比

さいきん、日本の報道が、ちょっと良い。政権を批判することが少しなされるようになってきている。 報道が政権の批判を行なう。日本の報道で政権の批判がなされ出しているのを、どのようにとらえられるだろうか。 眠りこむ。そうだったのが、これまでの日本…

結果論(帰結主義)と動機論の二つの点による万博の評価づけ : あとになってほんとうにやってよかったなと思えるのか

やってよかった。やったあとでは、みんながそう思う。多くの人がそう思うはずだ。五輪と同じように万博もきっとそうなる。テレビ番組の出演者はそう言っていた。 二〇二五年に行なわれる万博は、みんながやってよかったと思うようなものになるのだろうか。 …

内への帰属 対 外への帰属:安倍元首相のあり方についての考察

安倍派とは言うな。そう呼ぶべきではない。政治で、うら金(がね)のことがとり上げられているが、安倍晋三元首相のことを悪く言うことになっている。安倍派と言うことによって、安倍元首相を悪く言うことにつながっている。 安倍派は悪いのだとしても、安倍元…

万博への批判と、対話(dialogue)の重要性

万博に反対の声をあげる。反対する人たちは、だいたい変な人たちだ。変なやつらだ。万博をよしとする野党の日本維新の会(第二自由民主党)の関係者は、テレビ番組においてそう言っていた。 二〇二五年に開かれる予定の関西と大阪の日本国際博覧会がある。その…

安倍元首相との不変の結びつき:安倍派の名前を変更する(無)意味

安倍派と言うな。安倍派と呼ぶべきではない。うら金(がね)のことで、悪いものとして安倍派がとり上げられている。安倍晋三元首相を悪く言うことになっているから、安倍派とは言うべきではないとの声がおきている。 自由民主党の最大の派閥(はばつ)である安倍…

説明の責任と政治家の役割:うら金をめぐる疑念の払しょく

説明をするべき時が来たとするならば、説明を行ないたい。政治のうら金(がね)のことで、政治家はそう答えている。 うら金のことを政治家が問われて、すぐに答えるのでなくてよいのだろうか。いますぐに説明せずに、しばらく時間がたってから説明するのでかま…

うら金と、政治の文化―文化であれば、それは良しとされるのか

うらがねをもらう。政治において、それは文化だ。うら金を得ていた政治家は、そう言ったという。 いわば文化のようなものなのが、政治におけるうら金なのだろうか。だから許されるのだろうか。 文化を、言い換えてみたい。言い換えてみると、慣習とできる。…

万博で、経済と環境のどちらをより重んじるべきか―環境(気候)の正義の大事さ

なぜ、むだな木の輪っかを、万博では作るのだろうか。何百億円(三五〇億円)もかけて大きな木の輪っか(木造リング)をなんでわざわざ作るのだろうか。 大屋根だとされるのが、木の輪っかだ。それを客体(object)として見てみると、意味があるのかどうかが不たし…

中東の紛争と、民族―民族や国民つまりうそ(自然なものではない)

民族の点から、中東の紛争を見てみるとどういったことがとらえられるだろうか。 うそなのが、民族だ。たとえば、日本人を民族として見てみると、うそである。本当やまことなのではないのが日本人だ。 どういったわけでうそだと言えるのかがある。日本人をう…

中東の紛争と、集団の心理―集団(社会)の心理から、国を見てみる

中東のもめごとを、心理の点から見てみるとどういったことが見えてくるだろうか。 個人と集団がある。それらの心理がある。個人の心理学と集団(社会)の心理学だ。 どんどん危険な方へと向かって行く。危険性への移行(risky shift)だ。イスラエルではそれがお…

万博(ばんぱく)の、経済の効果―効果の大きさと、かかる費用の大小

経済の効果がなん兆円にもなる。だから万博はやったほうが良い。やらない手はない。関西と大阪の日本国際博覧会について、そう言われているのがある。 経済の効果がなん兆円にもなるから、万博は日本のためになるのだろうか。すべての日本人(日本の関係者)に…

日本のお笑いと、差別―(面白ければ)お笑いの中での差別は許容されるべきか

お笑いで、差別をなすのは、許容されることなのだろうか。 漫才の大会の予選が行なわれて、その中で、差別がなされた。中国人への差別がなされたのがあり、日本人の八割は中国人がきらいだとすることが、漫才の中で言われた。 たとえ差別が言われたとしても…

中東の紛争と、政治―紛争と政治の、それぞれのあり無し

中東でおきているのが紛争だ。 いま起きているものである紛争と似たものにはどういったものがあるだろうか。 似たものとしては、政治をあげることができる。 争い合う。人どうしが争い合うことがあるけど、その中でもっとも激しく深いものになるのが、政治に…

イスラエルに味方することの、よし悪し―イスラエルを支持しないのは悪いことなのか(イスラエルの敵を支持することになるのか)

イスラエルを支持する。それは良いことなのだろうか。 世界のなかで、しだいに批判の声が高まっているのが、イスラエルだ。パレスチナのガザ地区を攻撃しているのがイスラエルであり、それへの批判が世界で高まっている。 たしかに、パレスチナのイスラムの…

中東の紛争と、基礎づけのまずさ―正や負に基礎づけることのできなさ

中東で、紛争がおきている。 イスラエルは、パレスチナのガザ地区の北のところに、攻撃をしかけている。病院を攻撃しているのである。敵が、病院をこんきょの地にしているという。 善そのものなのが、イスラエルなのだろうか。正しさそのものなのがイスラエ…

中東の紛争と、含意のまずさ―含意によるかたよりと、中立さ

中東で、紛争がおきている。 イスラエルは良い。ユダヤ人は良い。パレスチナの、イスラム主義の集団は悪い。そうした見かたをするのでよいのだろうか。 本当かな、の問いかけを投げかけるようにしてみたい。本当かなの問いかけを投げかけてみると、イスラエ…

中東の紛争と、罪の重さ―主体の罪の重さの、類似性と差異性

中東で、紛争がおきている。 争い合っている主体どうしを比べてみると、どういったことが見えてくるだろうか。 罪の重さを、比べてみる。 罪を犯しているのだとして、より重い罪を犯している。主体(行動者)どうしを比べてみて、より重い罪を犯しているのであ…

中東の紛争で、いること―自然の状態(現状)から、社会の状態(目標)への移行の必要性

パレスチナへの攻撃をやめよ。イスラエルは、停戦せよ。そう言われているのがある。 日本では、示威(じい、demo)の運動がなされている。中東の紛争についてのものである。 攻撃をやめるようにしたり、停戦するようにしたりする。それらがいるのと共に、他に…

中東の紛争と、反証主義の必要性―うそを証明できる可能性の必要性

中東の紛争で、イスラエルをよしとしているのがアメリカだ。 パレスチナのガザ地区を攻撃しているのがイスラエルである。そのイスラエルをよしとするのがアメリカだけど、アメリカの言っていることは本当なのだろうか。まことなのだろうか。 本当やまことの…

芸能界の性の加害と、報道の良くなさ―どういった反省を、日本の報道はするべきか

芸能界の、性の加害に、甘かった。それをきちんと報じることができていなかった。日本の報道では、そうしたふり返り方がされている。 テレビ局などが、自分たちの報じ方をふり返るさいに、どういったふり返り方がいるのだろうか。芸能界の性の加害の報じ方で…

中東の紛争への示威(じい)の運動が世界でおきている―示威の運動がなぜ起きているのか

中東で、紛争がおきている。 紛争がおきている中で、イスラエルは正しくて、パレスチナは悪いと言えるのだろうか。パレスチナのイスラム原理主義の集団が悪いのだと見なせるのだろうか。 アメリカや欧州の国なんかは、イスラエルは正しいのだとしている。パ…

イスラエルとパレスチナの紛争を、止められるのか―停戦の可能性と、国際の政治においてやるべきこと

中東で、紛争がおきている。 いま起きているのが、イスラエルとパレスチナの紛争だ。この紛争で、お互いに暴力が振るわれているのをどのように見なせるだろうか。 可能性の芸術なのが政治だ。そう言われているのがある。ドイツの政治家のオットー・フォン・…

イスラエルとパレスチナの紛争と、争点―お互いのあいだの争点の解消がいる

ぶつかり合いがおきている。中東のイスラエルとパレスチナ(のガザ地区)においてだ。 アメリカや欧州の国は、イスラエルをよしとしているのが多い。 国とはちがい、人々は、イスラエルを批判して、パレスチナを良しとする示威(じい、demo)の行動を行なう。世…

新しい保守の政党がつくられた―日本の保守の政党(特殊)と、憲法(普遍)

新しく、保守の政党がつくられた。 保守の政党が新しく作られたのを、どのように見なせるだろうか。 日本保守党が作られたけど、保守であるよりも、極右だとする見かたもあるようだ。 右傾化しているのが日本だから、保守の政党をつくったら、それなりの支持…

イスラエルとパレスチナのぶつかり合い(紛争)―国や地域と、そのあり方(原理主義か、民主主義か)

中東の地域で、紛争がおきている。 イスラエルが、パレスチナから攻撃を受けた。し返しとして、イスラエルはパレスチナの自治区のガザ地区を攻撃している。ますますのさらなる攻撃のために、ガザ地区から人々を避難させている。 パレスチナのイスラム主義(原…

消費税の増税の指令と、経済界(財界)―消費税(など)の増税のために、いること

自民党を、評価する。経済の団体は、そう言う。 消費税の増税をせよ。与党である自由民主党にそう言っているのが、経済の団体である。消費税の増税を指令しているのである。 自民党を評価しているのが経済の団体だけど、その経済の団体を評価するのだとした…

芸能界の性の加害と、法―いまの法律(または裁判)によるだけでよいのか

法によって、被害者を救うようにする。その時々の法によって、加害者と被害者のもめごとを片づけて行く。 日本の芸能界における性の加害は、法や裁判によって何とかするのがよいのだとテレビ番組の出演者は言う。 テレビ番組の出演者が言うように、性の加害…

記者会見と、質問のよし悪し―情報の生産者としての記者

記者会見をひらく。その中で、記者がよい質問をするには、どういったあり方が良いのだろうか。 よい質問を、記者が、記者会見においてなす。そのためには、体制の立ち場であってはならない。 体制の立ち場に立っていると、記者は、よい質問をなしづらい。 体…

処理水と、賛と否―賛(さん)はいがいと難しい(否はいがいと楽さがある)

原発の処理水を海洋に放出する。それをよしとするのと、反対するのとでは、どちらのほうがより難しいだろうか。 処理水(汚染水)の海洋への放出をよしとするほうが、よりむずかしい。 原子力発電所から出た処理水を海洋に放出することについて、賛成と反対が…