読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

熱の利と害

教育への熱意はすごい。そうした熱心さは買うことができる。しかし、それだけでは危ないこともたしかだろう。脳科学者の茂木健一郎氏によると、熱に加えて冷静さも、それと同じかそれ以上に大事だということである。冷静さがあることによって熱が暴走するの…

蜘蛛の子を散らすように

それまで親しかったのが、一転してくもの子を散らすように退散してゆく。一目散に去っていってしまう。なぜ、それまで親しかったのにもかかわらず、あるきっかけによって散り散りになってしまうことがおきたのか。そこには不回帰点(不連続点)があると言えそ…

権力側にまわる出演者の意味

報道機関は、基本として権力のチェックをする務めをもつ。テレビ番組なんかだと、番組の内容が政権などへの権力批判になることも少なくない。そのさい、出演者がみな反権力だと偏ってしまう。最低でも一人くらいは、権力側の肩をもつ人を入れておく。 テレビ…

上下のくいちがい

関わっていたことを、けっして公言しないでほしい。関わっていたことを、隠しておいてほしい。こんなふうに条件がつけられたうえでの付き合いをするのだと、ちょっと不自然なふうにも思えないでもないところがある。ふつう人と人どうしの付き合いは、できれ…

だます側とだまされる側のからみ合い(魚心あれば水心)

私人が、国家にたいしてけんかを売る。そのことがどれだけ大変なのかを、分かっていない。その大変さを、とくとその身で分からせてあげるしかない。そうした趣旨のことを、自由民主党の国会対策にあたる幹部の議員が発言したとの報道を目にした。この発言は…

有害さと、価値とのつり合い

安全と安心が両方ともかね備わっていればのぞましい。そうではなく、安全はあるが安心はないとして、安心のほうを追い求めてしまう。それは、健康にかかわる生命価値を重んじることになる。それはよいとしても、あまりに行きすぎになると、経済的価値とのつ…

替えがきかないがゆえの強さ

一強多(他)弱だといわれている。これは、いまの与党である自由民主党以外に、現実的な選択肢があまり無いせいなのがある。それと似たように、なぜ自民党の安倍晋三首相が強いのかというと、安倍首相個人としても、党内で一強多(他)弱みたいになっていそうだ…

テロの否定

テロを防ぐ。これは、2020年に予定されている東京五輪のための下地を整える面もあるという。そうしたことで、共謀罪の法案を政府は閣議決定した。これは、テロ等準備罪ともいわれている。 この法案については、政治政党である日本維新の会は賛成するのだろう…

不確実さの払しょくのための監視

監視役を送りこむ。アメリカのドナルド・トランプ大統領は、自分が指名した閣僚が、言うことをきちんと聞いているのかどうかをチェックする人員を送りこんでいる。そのような報道がされていた。 閣僚が必ずしも自分の言うことを聞くとはかぎらない。その保証…

手続きによるバランス

安全と安心はちがう。安全ではあっても、安心ではない。そういうことで、東京都の小池百合子都知事と東京都議会の議員の人たちは、元都知事の石原慎太郎氏を問いただした。議会において、百条委員会を開いたのだけど、それではということで気さくに心を開く…

悪い人のよい発言を、平等にとり扱うべきか

すごく悪いことをした人が、すごくよいことを言っている。そのよいことを言っている部分を、肯定的に評価して受け入れてもよい。なにも全否定することはない、というわけだ。こうした受けとり方は、先入見みたいなのをまったく取り外してしまうようなものな…

宗教と無宗教のはざ間

日本人には宗教がない。無神論的だ。なのに道徳的なのだから立派だ。こうした意見を見かけた。しかしはたして本当にそうなのかな。戦前や戦中には、当時の天皇を現人神として神格化したのではなかったか。国家神道によって、神風が吹くとの見こみで現実を無…

不名誉への感度

民間人は国会に呼ぶべきではない。できるだけ慎重であるべきだ。しかし、総理大臣の名誉を傷つけられたのなら、話は別である。その不名誉は、放ってはおけない。しっかりと払しょくすることがいる。このような理由によって、自由民主党の竹下亘議員は、民間…

動機と結果のつり合い

首相夫人は公人ではない。私人である。自由民主党は、与党の政権として、このような閣議決定を下した。この閣議決定については、賛否が分かれている。どちらかというと、否なのかな、という気がする。やはり、純粋な私人であるとはいいがたい。ただこれは、…

基地としての学園

大阪の森友学園の問題では、教育においての保守思想がとり上げられた。そして、学園を支持して応援に駆けつけた大人たちも、右寄りの論客の人たちで占められていたようだ。保守や右寄りだからといって、それだけをもってして非難されることはないかもしれな…

生き残るために

政治家の使命は、まずなによりも自分が政治家として生き残ることにある。生き残れなければ話にならない。とすると、それがいちばん上の優先順位となる。 政治家は、自分が政治家として生き残りつづけるという目的合理性によって動く。とはいえ、それがすべて…

駆けつけ警護

駆けつけ警護という語は、カ行が多いなと感じた。

他者との交通

社会関係のなかでの交通のありかたがある。これは他者との関わりであり、また自分との関わりでもある。それで、しばしば単交通(一方通行)のようになってしまうところがある。そのようなふうではなくて、できれば双交通(双方向)であるのがのぞましい。しかし…

遠近法と自由

遠近法が一つだけだと危ない。そのような面があるのではないか。自分の思想があり、それに近いものをとくに優遇する。遠いものはうとんじる。うとんじるだけではなく、嫌いもして、攻撃する。近くもなく遠くもないものは、ほどほどにしか関心をもたない。こ…

火中の栗を拾いにゆく

国会でとりざたされている問題をじかに問いただす。森友学園の不正な土地の取得をめぐるスキャンダルだ。これについて、園長である籠池泰典氏から、ジャーナリストの菅野完氏が直接話を聞きとることに成功した。菅野氏は、火中の栗を果敢にも拾いに行ったこ…

計画と実行と反省

仕事というのは、計画と実行と反省(確認)のくり返しであるという。プランとドゥとチェックである。この 3つのうち、計画をとり除くと、無計画と実行と反省になる。これは即興的なあり方だといえそうだ。あらかじめ計画を立てないで、いきなり実行にうつす。…

自然であるべきか、反自然であるべきか

日本は自然の風土に恵まれている。人間と自然とがおのずと調和する。このようなとらえ方ができる。どちらかというとこれは性善説のような見かたといえそうだ。しかし、こうした見かたをとってしまうと、とり逃してしまうものもある。それは、性悪説的な観点…

白と黒に割り切れない場所としての東洋

日本における、アジアにたいするとらえ方をあらためて見る。正直いって、アジアについて、すごくぼんやりとしてばく然とした知識や認識しか持っていなかった。そうした不勉強なところがあったんだなあというふうに個人的に実感した。 日本の戦前や戦中におい…

漢字と政治的正しさ

嫁という字は、あらためて見ると差別的だなと感じた。漢字の成り立ちが、文化的性の押しつけになっている。それで、熟語で転嫁というのがあるけど、これもおかしいなという気がした。使われ方としては、消費税の増税分を商品の価格に転嫁する、なんていうふ…

事実からなのか、価値からなのか

価値から事実をみちびく。これはまちがいであり、事実から価値をみちびかないといけない。科学なんかの見かたに立てば、そういうことが言えるのだろうか。しかし、かりに価値から事実をみちびいてしまうのが非科学的だとしても、それは多くの人がしばしばお…

思っていたよりも悪い人ではない、ということについて

思っていたよりも悪い人ではない。悪い人だと言われているけど、じっさいに会ってみたら本当はよい人だった。みんな誤解しているだけだったのだ。こうした気づきによる受け入れ方の変化がある。悪い人だと言われているのは、誤解が広まっているにすぎない。…

痛みと歴史

近現代の歴史については、色々な見かたがとられている。左と右があるとして、その両方の顔を立てるかたちで、真ん中あたりに落ち着かせる。現状は、こんな感じになってしまっているのかなと勝手に推測している。おもうに、このあいだをとるという落ち着かせ…

お礼を贈る

コンビニエンスストアのトイレに入る。すると、そこには、こんな文言が書かれてある。いつも清潔にご利用いただきまして、まことにありがとうございます。お店側としては、トイレを使うお客さんにあまり便器を汚してほしくない。なるべくきれいに使ってもら…

次元の食い違い

頭のよさには、いろいろな尺度がありえる。そう言ってしまうと、頭のよさは人それぞれ、なんていうことになる。別に、そのように言いたいわけではない。たとえば、数学が飛び抜けてできる人なんかは、さぞ頭がよいのだろうなあというふうに感じる。そうした…

道義国家の内実

道義国家をめざす。稲田朋美防衛相はこうしたことを提唱している。この道義国家とか道義大国というのは、典型的な修辞(レトリック)だという気がする。なんとなく、こうした道義みたいなのを国家に形容詞としてつなげれば、さもそれが備わっているかのような…

参考人を呼ぶ

違法性がないから、参考人招致はいらない。与党である自由民主党の菅官房長官はこのような発言をしている。しかし、そもそもその違法かどうかを調べるためにこそ、国会に参考人を招致するのがいるのだと指摘されている。はじめから違法とわかっていれば、関…

方向指示器の照明

車のフロントに、方向指示器のライトがついている。ふつうは正方形や長方形、もしくは丸型なんかだ。そのデザインで、横の線みたいになっているのがあって、それがかっこいいなと感じた。いくつかの車種で見かけたんだけど、数としてはわりと少ない。メルセ…

慣行をやぶる正当性

最高裁判所の判事を決める。そのさい、これまでは、最高裁の内部からの意見をふまえて、それを尊重するようにしていたという。そのようにして今までやってきたところに、そのやり方を変えたのが、いまの安倍晋三首相がひきいる政権であるといわれる。しかし…

記録した文書を捨てたことを記録する文書の必要

疑惑を解くかぎになる記録文書が、残っていない。ふつうお役所というのは、何でもとりあえず記録したものは残しておくのが原則らしい。とっておいてあとで害になるものではない。それなのに、肝心の記録文書だけが捨てられてしまった。捨てられてしまったの…

多量の荷物の配送

荷物を配達する量が多くなっている。これは、ウェブの大手通販サイトであるアマゾンなどから商品を注文する消費者が多いためだという。荷物の配送を手がけるヤマト運輸では、配達の人員にかかる負担が大きくなってしまっているそうで、それが社会問題になり…

素読の教育

素読は、教育の方法としてはどうなのかな。そこまで過剰な期待をもつほどのものではないような気がする。声に出して音読をすることで、脳が刺激されるから、脳の活性化にはつながりそうだ。目だけでなく、ほかの五感を使うのは有効だろう。声を出すから呼吸…

私人に妥当するか

妻は私人である。安倍晋三首相は、国会において、野党の投げた質問にたいしてこう答えたという。公人ではないというわけだ。しかし、これはちょっと苦しいのではないか。選挙で選ばれてはいないため、昭恵夫人は権力者ではなくまた政治家でもない。しかし一…

料理店のセレクト

料理を食べて、親交を温める。安倍晋三首相は、大手の新聞社に属するキャップ級の人たちとお店で食卓を囲む。そのような報道がされているのを目にした。これは、(理ではなく)食を通じた気によるふれ合いだ。首相が何かピンチにおちいったときに、弁明や弁解…

対案なき反論についての解釈の試み

いまあるあり方に、いちゃもんをつける。それはあくまでも、何か対案(代案)となるものを持っている者だけがやってよいことだ。そうしたものを何も持たずに、ただ現状にけちをつけるのでは、ほんの最低限の義務すらも果たしていないのでまことにけしからん。…

断交の影響

韓国と断交するのは、現実的なのだろうか。政治政党の日本第一党の代表である桜井誠氏は、公約の一つとしてこれを訴えているようである。もし政権をとったら、そうするのだという。かりに断交したとして、それでたしかに日本の国に益することにつながるのか…

土地売却と贈与

学校の敷地にするために、国有地を取得した。その土地の売却において、不正が行われたのではないかとの疑いがおきている。大阪の森友学園をめぐるものである。この問題においては、マルセル・モースの説いたとされる贈与論の心性がかいま見られるようだ。現…

圧のかかり方のちがい

内に抱える圧をふまえるのもいる。この圧というのがいわば入力のようなものである。そして、そこから出力としての爆発がおきる。爆発の強さというのは、かかっている圧の強さに比例する。なので、爆発が強いということは、圧が強いからであることが察せられ…

モンスターカスタマーの貼り紙

お店で、お客からいわれのない暴言を吐かれる。これは、店員からしてみたら不条理そのものである。そうしたことがあって、千葉県にあるマクドナルドのお店では、貼り紙を店の前に貼ることで対応したという。店員に暴言を吐いたお客の顔入りの写真を載せてい…

月末の金曜日

月末の金曜日は、午後 3時くらいに会社から出る(帰る)ようにする。これをプレミアムフライデーとして、政府や経団連は推し進めようとしている。それについて、まず、名前に違和感があるなと感じた。文字数が多いのが気になる。10文字もある。もうちょっと縮…

幼稚園の教育

大阪にある塚本幼稚園では、愛国主義や日本主義をよしとしているそうだ。それで、海外からも注目され、ロイターで記事にされている。海外の報道機関は、日本の右傾化の動きにたいする懸念を示している。戦前や戦中の思想に回帰するのではないかと危ぶまれて…

悪口のルール

相手が悪く言ってきたから、こちらもまた相手を悪く言う。そういう個人のなかのルールのもち方もある。このルールの持ち方にたいして疑問を感じるところがある。これをやってしまうと、けっきょく泥仕合のようになってしまう。どちらが先に悪く言ってきたの…

退位の決めかた

みんなで議論をして決めるのではない。密室で、非公開のなかで、少数の人が決めてしまう。そういうふうにして、天皇陛下の退位をめぐる決定が、自由民主党のなかでなされてしまっているのだという。この点について、自民党の石破茂氏は待ったをかけて、疑問…

金利と産業

銀行にお金を預けても、金利がほとんどつかない。これについては、現代の徳政令のようなものであるという見かたもとられている。預貯金の金利を低く抑える政策がとられてきて、今にいたるのだという。これによって、銀行が守られるわけだ。企業にもプラスに…

像の姿勢の意味

韓国の従軍慰安婦像(少女像)は、座った姿勢をとっている。なぜこうした姿勢がとられているのだろうか。その点に着目することができる。というのも、ふつう西洋のありかたにおいては、像というのは立った姿勢が一般的であると言われているためである。英雄の…

トランプとトラップ

トランプ(大統領)とトラップは字が似ている。ンに点をひとつ加えるとツになる。