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選ばれる理由

教育勅語には、現代にも通ずる価値観がある。防衛相の稲田朋美大臣はそのように語っているという。たしかに、言っていること自体は特に間違いではないのだろう。しかし、価値観というのは、人それぞれなところがある。それでも、最大公約数みたいなかたちで…

けがれと気の量

なぜけがれと見なされてしまうのか。もともとそうだったのではなくて、ある時から急にけがれとなったとすると、気が変化したことになる。けがれというのは、気が枯れることを意味するのだという。気の量が減ってしまうことでけがれになる。もともと与えられ…

言わない人たち

一つの国の国民は、全体として見ることができる。全体がまずあって、そこから部分が成り立つ。そうであると、全体がまず優先され、部分はそれにならうような形になる。こうしたあり方であると、わりと分かりやすいとらえ方ができる。それほどややこしくはな…

一コマ漫画での政治のあつかい

日本のお笑いでは、政治がとり上げられづらい。欧米だと、政治がお笑いの題材として使われるものだという。もっと日本でも、欧米のようにしてお笑いで政治がとり上げられるようになればよい。そもそも、なんで日本では、お笑いで政治がとり上げづらいのだろ…

学校で教えるべきこと

学校で何を子どもに教えるべきか。この、べきかというのは、それぞれのひと(大人)の価値意識みたいなのが関わってくるから、なかなか一般的な合意を得るのがむずかしいところである。そういったところはあるけど、思うに、今の時代にはウェブがあるのが無視…

ヘイトスピーチへの対抗

憎悪表現を町なかで叫ぶ。そのさい、それを防ぎ止めようとして、対抗する人たちが出てくる。この対抗する人たちが出てくることは、頼もしいものでもある。憎悪表現がやられているのを、ただ見て見ぬふりをしてしまうよりかは、じっさいに止めに入る心意気は…

表向きの見せかけ

言われたことや、記されたことを、そのままには受けとらない。どうしても裏を探ってしまう。表向きの見かけは嘘にすぎず、その裏にほんとうの真相が隠されている。こうした見かたがある。言われてみれば、たしかにこうした見かたをとってしまっているきらい…

会見でのいさかい

記者にたいして、出てゆけと一喝する。もう二度と記者会見にくるな。そのように言い渡す。東北の震災における復興を担当する大臣が、記者に向かってこのように言ったことがニュースで報じられていた。これは会見のいちばん最後のほうで、大臣の精神がついに…

スキャンダルの解釈

スキャンダルには、重要度のちがいがある。そのちがいを取りちがえてはいけない。そうしたふうにも言えるだろうけど、別の見かたもできる。文学作品には、主題とつじつま(整合性)と細部、という 3要素があるそうなんだけど、これはスキャンダルについても当…

勝ちつづけること(負けないこと)

快楽をよしとしたとされるエピクロスは、こんなことを言っているという。議論においては、勝つよりもむしろ負けたほうが、そのごに得るものが多い。負けたほうが、新しく何かを学べるというのである。負けてしまうと、負の感情や情動がついついおきてくるこ…

秘書の数

自分につき従う秘書が 5人もいる。官僚組織から派遣されてきて、政府職員としてその役についている。こうした環境におかれていれば、たとえかんちがいをしてしまっても無理はないなと感じる。 思想家のマルクスは、たしかこのようなことを言っていた。個人の…

こども保険の構想

こども保険をつくろう。自由民主党の小泉進次郎議員ほか、若手の国会議員の人たちが呼びかけて提案したものだという。子どもたちのための、保育や進学にかかる費用をゆくゆくは無償になるようにしたい。いっけんすると、とくに非が見あたらない提案だ。もっ…

ウェブに真実の情報は転がっているのか

報道機関がなにか事実でないことを吹聴する。しかし今の時代には、ウェブがある。そこには、報道機関が流した事実でない嘘八百の記事を見破ることができる貴重な情報がいくらでも転がっている。こうした見かたがある。この見かたは、ちょっと素朴すぎやしな…

いわく言いがたいこと

説明がしづらい。だから、他へ向かって、自分の口から説明することをこばむ。そういう面があるのかもしれない。これは、自分のなかでものごとがきちんと整理されていないことを示す。未整理のままで、そのまま放置されている。 何もかもが整然として、うまく…

じっさいとはちがう数字

ちょこっと会計の数字に色をつけた。これを鉛筆なめなめとして婉曲表現していたのを見かけた。額にもよるのだろうけど、厳しいことを言ってしまえば、たとえ少額であっても、数字をごかましてしまえば不正に当たるのだろう。表現をふまえると、鉛筆をなめる…

問題設定のありかた

国会での議論で、与党のやることを、野党が邪魔する。あげ足とりのようにして、足を引っぱる。そうなってしまうことで、肝心の中身のある議論が成り立たない。どうでもよいようなことばかりをやり合うようになってしまう。こうした現状があるとすると、悪い…

国と宗教との融合

第二次世界大戦への責任を問う。日本の戦争についての、他国への責任である。このさい、当時の日本人全体としてくくるのではなくて、宗教にかぎって見てみる。すると、当時の宗教者はおおむね、まったくといってよいほど、戦争に加担したことにたいする責任…

真実よりも優先されるもの

真実よりも、法や人権が優先されてしまう。そうした意見があって、なるほどなあという気がした。少なくとも一理あることは疑いをいれない。法だとか、(人権とはちょっとちがうけど)名誉だとかが優先されてしまい、真実がないがしろにされてしまう。 真実より…

信頼の分断

信頼にかんしてのムラがおきている。これは、政権与党である自由民主党についてのことである。自民党にたいして信頼している人は少なからずいて、支持率もそれなりに高い。自民党は、そうした信頼してくれている人にたいしておもに顔を向けている。そこのあ…

原発事業の難航

原子力発電の事業で世界の頂点をめざす。日本の製造業の会社である東芝は、そのような意気込みをいだいていたという。しかし結果として、アメリカの原子力の子会社が失敗した影響もあり、1兆円という前例を見ないような巨額の赤字を出すことになった。 後出…

始点と終点

こじれている問題がある。問題がこみ入ってしまい、輻輳(ふくそう)している。そうしたものをあらためて見直すさいには、まず出発点となるものをふまえるのがよい。そうしたことが言えそうだ。どこが、または何が出発点となっているのかをまず明らかにして、…

筋書きにそって

筋書き(ストーリー)をもってして、それに当てはめて見る。それは一つの物語でもある。物語による筋書きというのがあって、その筋書きにふさわしいものはとり入れられ、ふさわしくないものはとり除かれる。 物語には三つの要素というのがあって、一つはその筋…

今でしょ

今でしょ、は、予備校講師の林修氏の名フレーズである。このフレーズは、いつやるか、今でしょ、となっている。フレーズを 2つの要素として見ると、いつやるかが問いかけになっていて、今でしょが答えになっているのに気づいた。問答法(対話法)の形式になっ…

風のなりゆき

神風が吹いた。そうした自己認識による、自分をとりまく状況にたいする肯定的な解釈がある。しかし、この認識には危ういところがあるという気がする。うまく行っていて、のぼり調子に見えているときというのは、そののぼってゆく角度が鋭角であればあるほど…

証拠の自然さ

証拠の自然さとははたして何だろうかという気がする。基本として、ほとんどの証拠は、でっち上げられている可能性を持っているのではないか。というのも、証拠というのは、たまたまそれが残されていたというだけであって、あらかじめ事件がおきることを前も…

忖度と和

忖度は、外国語に訳しづらい。なので外国の記者の人は、自国に日本のニュースを伝えるのに手こずっているらしい。そこで思ったのだけど、忖度は和(wa)としてしまえばよいのではないか。和の一種である。ただこれでは、たんに日本語を別の日本語に移し替えた…

問題の大小のちがい(図なのか、地なのか)

政策にたいする議論がまるでない。そうではなくて、政策がどうかについてをお互いに勝負するべきではないのか。それをないがしろにして、瑣末なことがらに目を向けて熱心になるようでは本末転倒だ。政策で議論して相手に勝てないから、あげ足とりのように、…

すべての行為は逃避である(とも言えるらしい)

逃げることは可能である。しかし、たとえ可能であっても、それがなかなかできないことがある。それはなぜなのかなというふうに案じてみると、一つには、精神分析学でいわれる上位自我(超自我)との関わりがありそうだ。上位自我が、ここは逃げるべきときでは…

奴隷の認知

何らかの外からの圧や干渉によって、思考が停止している。自分で考える意欲が湧いてこない。それが奴隷状態なのだという。作家の田中慎弥氏は、『孤独論』という本のなかで、奴隷をこのように定義しているのを見かけた。 奴隷というのは、それなりに目を引く…

よき行動原理

日本人は性善説で動いている。先日、日本外国特派員協会で会見した森友学園の籠池泰典氏はそのように発言していた。この発言には、ちょっと引っかかってしまった。籠池氏のこの言明がかりに正しいとするとして、そもそも日本人の集合(範ちゅう)のなかには、…

遠回しの言い方

国家の行政の担当者が、民間の人へ文面を送る。その文面のなかで、このような文言が使われていた。残念ながら、貴殿の要望や期待に沿うことはできない。しかし、こちら側としては、これからも引き続き見守ってゆきたい。何かあったら教えてほしい。 この文言…

美点のすすめ方

テレビ番組で、宣伝や告知をやらない。ふつうだったら、できるだけ多くの人に番組を見てもらうために、宣伝や告知をやって周知をはかる。しかしそうではなくて、逆のやりかたもあるという。宣伝や告知をやってしまうと、視聴者が、自分から番組を見つけにゆ…

熱の利と害

教育への熱意はすごい。そうした熱心さは買うことができる。しかし、それだけでは危ないこともたしかだろう。脳科学者の茂木健一郎氏によると、熱に加えて冷静さも、それと同じかそれ以上に大事だということである。冷静さがあることによって熱が暴走するの…

蜘蛛の子を散らすように

それまで親しかったのが、一転してくもの子を散らすように退散してゆく。一目散に去っていってしまう。なぜ、それまで親しかったのにもかかわらず、あるきっかけによって散り散りになってしまうことがおきたのか。そこには不回帰点(不連続点)があると言えそ…

権力側にまわる出演者の意味

報道機関は、基本として権力のチェックをする務めをもつ。テレビ番組なんかだと、番組の内容が政権などへの権力批判になることも少なくない。そのさい、出演者がみな反権力だと偏ってしまう。最低でも一人くらいは、権力側の肩をもつ人を入れておく。 テレビ…

上下のくいちがい

関わっていたことを、けっして公言しないでほしい。関わっていたことを、隠しておいてほしい。こんなふうに条件がつけられたうえでの付き合いをするのだと、ちょっと不自然なふうにも思えないでもないところがある。ふつう人と人どうしの付き合いは、できれ…

だます側とだまされる側のからみ合い(魚心あれば水心)

私人が、国家にたいしてけんかを売る。そのことがどれだけ大変なのかを、分かっていない。その大変さを、とくとその身で分からせてあげるしかない。そうした趣旨のことを、自由民主党の国会対策にあたる幹部の議員が発言したとの報道を目にした。この発言は…

有害さと、価値とのつり合い

安全と安心が両方ともかね備わっていればのぞましい。そうではなく、安全はあるが安心はないとして、安心のほうを追い求めてしまう。それは、健康にかかわる生命価値を重んじることになる。それはよいとしても、あまりに行きすぎになると、経済的価値とのつ…

替えがきかないがゆえの強さ

一強多(他)弱だといわれている。これは、いまの与党である自由民主党以外に、現実的な選択肢があまり無いせいなのがある。それと似たように、なぜ自民党の安倍晋三首相が強いのかというと、安倍首相個人としても、党内で一強多(他)弱みたいになっていそうだ…

テロの否定

テロを防ぐ。これは、2020年に予定されている東京五輪のための下地を整える面もあるという。そうしたことで、共謀罪の法案を政府は閣議決定した。これは、テロ等準備罪ともいわれている。 この法案については、政治政党である日本維新の会は賛成するのだろう…

不確実さの払しょくのための監視

監視役を送りこむ。アメリカのドナルド・トランプ大統領は、自分が指名した閣僚が、言うことをきちんと聞いているのかどうかをチェックする人員を送りこんでいる。そのような報道がされていた。 閣僚が必ずしも自分の言うことを聞くとはかぎらない。その保証…

手続きによるバランス

安全と安心はちがう。安全ではあっても、安心ではない。そういうことで、東京都の小池百合子都知事と東京都議会の議員の人たちは、元都知事の石原慎太郎氏を問いただした。議会において、百条委員会を開いたのだけど、それではということで気さくに心を開く…

悪い人のよい発言を、平等にとり扱うべきか

すごく悪いことをした人が、すごくよいことを言っている。そのよいことを言っている部分を、肯定的に評価して受け入れてもよい。なにも全否定することはない、というわけだ。こうした受けとり方は、先入見みたいなのをまったく取り外してしまうようなものな…

宗教と無宗教のはざ間

日本人には宗教がない。無神論的だ。なのに道徳的なのだから立派だ。こうした意見を見かけた。しかしはたして本当にそうなのかな。戦前や戦中には、当時の天皇を現人神として神格化したのではなかったか。国家神道によって、神風が吹くとの見こみで現実を無…

不名誉への感度

民間人は国会に呼ぶべきではない。できるだけ慎重であるべきだ。しかし、総理大臣の名誉を傷つけられたのなら、話は別である。その不名誉は、放ってはおけない。しっかりと払しょくすることがいる。このような理由によって、自由民主党の竹下亘議員は、民間…

動機と結果のつり合い

首相夫人は公人ではない。私人である。自由民主党は、与党の政権として、このような閣議決定を下した。この閣議決定については、賛否が分かれている。どちらかというと、否なのかな、という気がする。やはり、純粋な私人であるとはいいがたい。ただこれは、…

基地としての学園

大阪の森友学園の問題では、教育においての保守思想がとり上げられた。そして、学園を支持して応援に駆けつけた大人たちも、右寄りの論客の人たちで占められていたようだ。保守や右寄りだからといって、それだけをもってして非難されることはないかもしれな…

生き残るために

政治家の使命は、まずなによりも自分が政治家として生き残ることにある。生き残れなければ話にならない。とすると、それがいちばん上の優先順位となる。 政治家は、自分が政治家として生き残りつづけるという目的合理性によって動く。とはいえ、それがすべて…

駆けつけ警護

駆けつけ警護という語は、カ行が多いなと感じた。

他者との交通

社会関係のなかでの交通のありかたがある。これは他者との関わりであり、また自分との関わりでもある。それで、しばしば単交通(一方通行)のようになってしまうところがある。そのようなふうではなくて、できれば双交通(双方向)であるのがのぞましい。しかし…