消費税を上げることと、経営コンサルタントの世界で言われる空と雨と傘の枠組み

来年の秋から消費税を一〇%に引き上げる。首相はそれを決めたという。決めたとは言っても、新しい判断をして前言をひるがえすこともないではない。 野党や新聞社などの報道機関は、なぜ消費税を一〇%に引き上げることをまずいことだとして騒がないのか、と…

東京都がつくった広告の文句は、もとの発言の文脈からずれている

障がいは言い訳にすぎない。負けたら、自分は弱いだけ。この文句は、二〇二〇年に行なわれる東京五輪とパラリンピックに向けたポスターの広告に使われている。これにたいして批判の声が投げかけられて、東京都はこの広告を撤去することにしたようだ。 批判が…

批判ばかりするのはよくないことなのかどうかがある

批判ばかりしている。それをおかしいとかまずいことだとすることができる。批判ばかりするのははたしていけないことなのだろうか。この質問をとれるとして、それにたいする直接の答えにはならないけど、ある主張にたいして批判は可能である、とする答えが成…

首相の言う責任は、じっさいには責任をとることにはなっていないで、言葉で言うだけになっている

憲法の改正によって、自衛隊を憲法に明記するのを目ざす。いまを生きる政治家の責任だ。首相はそう言っている。責任を言うのであれば、ほかにもっとやらなければならないことがあるはずだが、それはほったらかしにしたままだ。 首相は、憲法の改正を目ざすう…

生死は勝ち負けの文脈ではなく、権利と義務の文脈で見られる(生存権その他の権利が人によって十分ではない現状がある)

死んだら負けである。それをもっと教えて行かないとならない。テレビ番組で出演者はそう言っていた。悪気があって言っているわけではないだろうし、必ずしもまちがっているわけではないが、個人としてはうなずくことはできそうにない。 死んだら負けだという…

医学部の入学試験で、かげでこそこそと一方の性を減点していたことにおける、じっさいの前提条件のちがいをあげられる

男性よりも女性に不利な入学の試験のしかたをする。それをおもて立ってやらずにかげでこそこそと行なう。かげでやっていたこと(の一部)が発覚しているのがある。 女性に不利な入学の試験のしかたをしていたことのわけとして、医師の世界では男性のほうが適合…

近代に入ってから生み出されたものが、ぜんぶ虚偽意識だというのはやや極端である(すべての集合の中にはよいものは多少はあるだろう)

近代につくられたものは、虚偽意識(イデオロギー)にすぎない。虚偽意識にすぎないものだから、これから先の数十年でまた変わってくることがある。人間の少数者の権利がよいとしているとしても、それは近代につくられた虚偽意識だとすると、数十年も経てばま…

文明の衰えと、首相による言葉の使い方のおかしさ

国難として、文明の衰えがある。日本という国の文明の衰えとして、国の長である首相による言葉の運用(使い方)のまずさがある。背後という漢字をせごと読んでしまうような基本のところにおける足りなさを含む。 一般の人ならとくにかまわないものではある。そ…

日本の国はよいか、それとも悪いかで、よいと言うのではなく悪いと言うことは悪いのかがある

日本はよい国か。中立や客観としてそうであるとは言いがたい。 国がかかえる大きな問題がある。中くらいのや小さいのもある。それらは、ある人にとっては大きなものに感じられる。中くらいや小さいものに感じられる。そうではなく、まったく何の問題も感じな…

脱水のやり方の賢さ

洗濯するものが多い。そのさい、洗濯機の中の洗濯ものは、水を含んでいるので、けっこう重くなっている。それを脱水するさいに、はじめのうちは水を多く含んでいるので、洗濯機の本体の揺れが大きい。揺れが大きいと危ないと判断して、洗濯機はすぐに止まっ…

性の記号表現(シニフィアン)と記号内容(シニフィエ)を見られる

性について、社会の中で話すのはよいことではない。社会や政治において性をとり上げないほうがよい。評論家はテレビ番組の中でそう言っていた。 性について社会や政治でとり上げないほうがよいのかというと、そうとは言えそうにない。 性については、個人の…

制度そのものや、日本の国や経済がブラックだというのがある(ブラックを含んでいる)

技能実習生制度では、外国の人が日本にやってくる。本国から日本に来るさいに、甘いうたい文句などでだまされているのがあるという。多額の借金を背負わされて、日本で安い賃金による労働力としてこき使われてしまう。日本での悪い状況から抜け出すことが難…

何によってかはともかくとして、明るい未来がやって来るのであれば、明るい未来がやって来ると思うべきかもしれないが、その確証はあるとは言いがたい

人工知能の機械が発展すれば明るい未来が来ると思わないと駄目だ。テレビ番組の中で大企業の社長はそう言う。それにたいして、ほかの出演者は、強者(勝者)の弁だと反論をしていた。 大企業の社長はテレビ番組の中で、人工知能の機械が発展すれば明るい未来が…

政権に投げかけられたやじによる響きと怒り

沖縄県の前県知事の県民葬が行なわれたという。そこに出席した政府の官房長官は、首相からたくされた気持ちを代わって朗読した。基地の負担が沖縄に集中していることに触れて、それを軽減することを目ざして行くという。官房長官が代読したこの首相の気持ち…

危険の大小の文脈ではなく、権利と義務の文脈で見られる(危険の大小も無視できないものではあるが)

車はラジコン飛行機よりも危ない。ラジコン飛行機を飛ばすのを禁じられている河川敷で、ラジコン飛行機を飛ばしていた人は、テレビ番組の中でそう言っていた。 車とラジコン飛行機は、比べてみれば車のほうがより危ないのはある。車のほうが危険ではあるが、…

学園の理事長は、いまの政権と同じように、(公の)文書を軽んじているのがよくないのがある

県の文書には目を通していない。学園の理事長は記者会見の中でそう言っていた。県の公文書の中で大事なことが書かれているのは六ページにすぎないが、それに目を通していないという。 県の文書に記されていることと、それにまったく目を通していない学園の理…

直接さと間接さ(媒介性)を対比してみることができる

直接さと間接さを比べてみることができる。直接さは、速度の速いものである。間接さは、速度の遅めのものである。 直接さは短い時間で育てる促成栽培であり、間接さは時間を長めにかける低温熟成であると見なせるものだ。 直接さは透明なあり方で単眼のもの…

コンプライアンスに引っかかっているのが、学園と政権(首相)だと見なせる

コンプライアンスとガバーナンスを守って行きたいと思っている。首相と関わる疑惑が投げかけられている学園の理事長は、記者会見の中でそう言っていた。 コンプライアンスとガバーナンスを守って行きたいと思っているとのことだが、これはばく然とした発言で…

能力の優劣は、優れているから正しく、劣っているからまちがっていることを必ずしも意味しないものだと見なせる

能力が高い、または平均の人がいる。かたや、能力が平均にとどかない人がいる。平均に達していないで、劣っている。平均未満である。 能力が高い、または平均の人が正しくて、平均に満たない人はまちがっているのか。必ずしもそう言うことはできそうにない。…

お前もそうじゃないか、と言われてしまうさいの対処法(有効なものである保証はできないものだが)

あることを相手に言って、相手から、お前もそうだろ、と言い返される。相手を批判したときに、その相手から、批判を投げ返される。相手に向かって、嘘をついたではないか、と言ったとすると、その相手から、お前も嘘をついていただろ、と言い返されるような…

表現の中身において、規則や規範が関わってくるのがある

表現の自由は、制限されなければされないほどよい。制限されるのはよくないことだ。はたしてそういうことが言えるのだろうか。 表現の自由は制限されなければされないほどよく、全面的に自由であるほうがよい。これは表現の自由における自由の価値を最高のも…

大阪市は、サンフランシスコ市に建てられた従軍慰安婦の像について、たんに像を否定するだけではなく、メタ認知をすることがあればよい

大阪市とアメリカのサンフランシスコ市との姉妹都市の関係が、大阪市によってとり消された。サンフランシスコ市に従軍慰安婦の像が建てられたことを大阪市はよしとはせず、姉妹都市の関係をとり消すことにふみ切った。 姉妹都市の関係は解消されてしまったが…

すべての権利ということはできないかもしれないが、中にはかなり重要なものも含まれているのだから、それは慎重に聞き入れられないとならない(現実には軽んじられてしまっている)

権利を声高に叫ぶ。それをよくないことだと文部科学相はしているようだ。権利ばかりを声高に叫ぶのはのぞましいことだとは見なせないということだろう。この見なし方には個人としてはうなずくことができそうにない。 声高に叫ぶというところは置いておくとし…

キャラクターの表現の自由と、キャラクターについての(感想を言う)表現の自由

ノーベル賞を解説する NHK のサイトに、女性のキャラクターが使われている。このキャラクターは性的な身体性を強調して描かれているととらえられるので、識者から疑問が投げかけられている。 疑問を投げかけている識者は、表現の自由という文脈において、NHK…

文科相の言う Justice を、権力者とそのとり巻きに当てはめてもらいたいものだ(現実には不正義になってしまっている)

現行憲法を信奉する人がいる。その人は、犯人とえん罪の被害者についてこう見なす。百人の真犯人を逃しても、一人のえん罪被害者を生み出してはならないとする。しかし私は、一人のえん罪被害者も出してはならないし、一人の真犯人も逃がしてはならないと考…

教育勅語に普遍性があるとは言いがたい

教育勅語の中には普遍性がある。普遍性をもつ部分がある。文部科学相はそう言っている。これには素直にうなずくことはできそうにない。普遍というよりも特殊なものだろう。 普遍性があるのであれば、教育勅語で説かれていることが、世界に広く採用されていな…

巨悪ではないものを巨悪だとしてしまうのはまずい

性の少数派は生産性がないと言った自由民主党の議員は、巨悪への追求に挑みつづけている。この議員は、さまざまな巨悪にたいして戦いを挑んでいるというのだ。この見かたにたいしてはうなずくことができそうにない。まったく逆であり、巨悪にすり寄ってしま…

許容しがたい悪さと、そこから浮かび上がってくるよさ(許容しがたい悪さのもつ効用)

何がよいものなのか。それを知るためには、ひどく悪いものを知るようにする。これはひどく悪いなというのを知ると、何がよいものなのかを知るための一つの手がかりになる。 政治において、これはいくら何でもひどいなという悪いものが、現実におきてしまって…

TAG と FTA の記号

TAG は FTA とはちがうものだ。政権はそう言っている。政権は FTA の語を使うのが嫌いなようで、それで TAG という語を持ち出したと一つには見られている。 FTA は Free Trade Agreement(自由貿易協定)の略だという。TAG は Trade Agreement on Goods(物品貿…

いまの首相による政権がもっとも苦手としていることの一つが対話だろうから、政権の助太刀をする与党の議員が対話を重んじると言ってももうひとつ信ぴょう性がない

沖縄県知事選では、玉城デニー氏が知事に当選した。落選した有力な候補者で、与党の自由民主党や公明党が支持していた佐喜真淳(さきまあつし)氏は、国との対話をうったえていたようだ。 佐喜真氏の応援にかけつけた自民党の小泉進次郎議員も、対決から対話へ…